エコキュートについて色々なことを学びそれらの知識が今後お客様へ役立つことができれば嬉しいです。
その勉強会の中でエコキュートタンク内のお湯についての説明もありましたが、
なんと同じタンク内には熱いお湯と水が一緒に入っているのです。

「同じタンク内に熱いお湯と水が一緒？？」と不思議に思いますよね。
それは、「水は温度によって重さが変化する。」だからそうです。

たとえば・・・

水温4度の水の場合、100ミリリットルの重さはおよそ100gですが、

水温90度の水（お湯）の場合、100ミリリットルの重さは約96.5gになります。

つまり、熱くなったお湯は軽いのでタンク内の上層部にいき、逆に冷たい水は下層部にいくということです。

だから同じ水でも温度によって重さが異なるため、タンク内の「水とお湯」は分かれるようになっています。
※厳密に言うと温度によって変化するのは水の体積です。

水は温めると膨張するため、単位体積当たりの重さを比較すると「軽くなる」ということです。
エコキュートは、この水の性質を上手に使ってお風呂など家の中では温度調節したお湯を使えるようになっているのです。

なんだか理科の実験のようでおもしろいですね。
新たな水の性質を知ると同時に、更にエコキュートにも興味がわいてきました。

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